起立性調節障害(OD)/なぜ朝起きられない？｜安城整体院

「学校に行きたいのに起きられない」

「朝になると頭が痛くて布団から出られない」

そんなとき、お子さん本人もご家族も「どうしたんだろう？」と悩まれることと思います。

実はこの症状、起立性調節障害という自律神経の不調によるものかもしれません。
これは心の弱さや怠けではなく、体のはたらきが原因でおきているものです。

起立性調節障害は、自律神経（交感神経・副交感神経）の乱れにより、「体位変化での血圧調整」がスムーズにおこなわれないことがあります。

• 横になっている → 立ち上がるときに血液が下半身にたまりやすい

• 脳へ血流が十分に届かず、めまいやだるさ、頭痛がおこる

• 朝はとくに、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、血圧が上がってこないため不調があらわれる

このため「朝おきられない」「午前中がつらい」といった状態がつづいてしまうのです。

• 朝日を浴びて体内時計をリセットする
• ゆっくりと起き上がる（頭を下げて座り、数秒おいてから立つ）
• 朝起きたらすぐに水分をとる
• 適度な塩分をとる
• 夜ふかしを控え、生活リズムを整える

こうした積み重ねが、早期改善へとつながります。

朝おきられないのは、本人の努力不足ではなく 自律神経の乱れ が関わっていることがあります。

「朝起きられないのは怠け心ではない」
そう理解していただくだけでも、お子さんの気持ちが少し楽になります。

お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。