自律神経を整えるには、幸せホルモン「セロトニン」をふやすことです。生活習慣から整えていきましょう。
体内時計(時計遺伝子)は、自律神経と連動していることが分かってきました。毎日の起床・就寝・食事の時間を決めることで自律神経を整えましょう。
朝日を5~30分間浴びることで、体内時計がリセットされ、幸せホルモン「セロトニン」や睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が促されます。
必要な明るさは2500ルクスです。
参考までに明るさの目安は以下の通り。
目の網膜への光信号がセロトニン神経を活性化させるため、光を遮るサングラスはNGです。
できれば裸眼で。
適度な運動は自律神経を整える強力な助けになりますが、筋トレなど激しい運動は交感神経を刺激するので、状態によっては避けた方がいいかもしれません。
おすすめは、ラジオ体操やウォーキングなど、5~30分一定のリズムで体を動かす運動です。
このリズム運動がセロトニン神経を刺激してセロトニンの分泌を促しますが、やり過ぎは逆効果になります。
自律神経を安定させるためには、セロトニン量をふやすことが重要です。
セロトニンの原料は、必須アミノ酸のひとつトリプトファンですが、トリプトファンは体内でつくられないため、食事から補給しないといけません。
セロトニン量をふやすには、トリプトファンのほかに炭水化物やビタミンB6も必要です。
〈 セロトニンをふやす3つの栄養素 〉
【トリプトファン】セロトニンの原料
・大豆製品・乳製品・たまご・ごま・ナッツ類・かつお節・バナナ
【ビタミンB6】トリプトファンとともにセロトニンをつくる
・魚・にんにく・豆・バナナ
【炭水化物】セロトニン神経のエネルギー
・穀類(ごはん、めん類、パン)・いも類・バナナ
自律神経のバランスは、腸内環境にも左右されます。
食物繊維や発酵食品もたくさん摂りましょう。
“笑う門には福来る”という格言があるように、笑いからたくさんの恩恵をうけています。
しかしながら、笑いよりもストレス解消効果が高いといわれているのは、感動の涙をながして気分をスッキリさせる涙活です。
〈 涙活の有効性 〉
〈 効果的な「涙活」のしかた 〉
※参考文献
『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 自律神経のしくみ』監修 荒木信夫 西東社
『脳からストレスをスッキリ消す事典』著者 有田秀穂 PHPビジュアル実用BOOKS
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