自律神経失調症 治りにくいタイプの人

• 症状は完全になくなると思い込んでいる

完全という高い目標をめざすより、いかに症状とつき合っていくかを考えることも大切です。

 

• 絶対、再発しないと根拠なく思い込んでいて、再発すると過度に落ち込む

日々、さまざまなストレスにさらされている私たちに「絶対」はありません。

再発することも念頭に置いて、日頃から備えておきましょう。

 

• 筋肉・神経・内臓・器官など肉体面に必ず原因があると思い込んでいる

自分の聞きたい答え・納得のいく答えを求めて病院や治療院を転々とするうちに症状の悪化し、適切な処置のタイミングを逃すおそれがあります。

 

• ゴッドハンドや魔法のような治療法があるにちがいないと思い込んでいる

自律神経失調症は骨折や脱臼のように一瞬でおこるもではなく、日々の疲労の蓄積でおこります。

地道な施術による変化の積み重ねが効果となってあらわれ、やがて定着していきます。

 

• スピリチュアル占い／ヒーリングや霊媒師に頼り自己判断し、アドバイスに耳を傾けない

人の価値観はさまざまですが、不確かなものへの漠然とした不安や恐怖が自律神経の安定を妨げることも知ってください。金縛りは自律神経失調症のひとつであること、ご存知ですか？

 

• テレビの情報や周囲の人の意見に流されやすい

信念がもてず方向軸が定まらないので、次から次へと新しいものを取り入れ、その結果、すべてが中途半端におわってしまいます。

 

• ネガティブになりすぎて、ささいな変化に落ち込む

生きている人間だから、ささいな変化は日々おこります。

その日の症状に一喜一憂しないで少し先を見据えてください。

 

• 自分なりのリラックス法や気分転換のしかたを持っていない

ストレスに対して適切に対処できず、疲れが溜まっていくため自律神経が安定しません。

 

• 体調が悪い方が本人にとって実は都合がいい

「疾病利得」といって、周囲の人がやさしいし言うことを聞いてくれるので、この環境に心地よさを感じてしまっています（本人には自覚がないため厄介です）。